第4回 広告費は無料でもいいの? | 弁護士・法律事務所専門ホームページ制作

第4回 広告費は無料でもいいの?

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街弁のための小予算でネット集客を成功するためのビジネスモデル

第4回 広告費は無料でもいいの?

マーケティングセミナー第3回では、「広告費の予算は月売上の10%前後。売上が100万円であれば、10万円程度の広告費を確保しておくのがいい」という話をしてきました。しかし、実際問題、経費は少なければ少ない方がいいのも事実です。「できれば広告費をかけずに集客したい」と考えている先生方もいるのではないでしょうか。
結論から申し上げると、Web集客についてはまったく予算をかけなくてもできないことはありません。その代わり、コストパフォーマンスや適性の問題から軌道に乗せるまでのハードルは高いといえます。
なぜ無料のツールで集客をすることは大変なのでしょうか。
今回は広告費をまったく使わずにWebで集客する方法について、それぞれの方法の特徴およびメリット・デメリットを交えつつ解説します。

無料でWeb集客をする場合に考えられるツール

無料で使えるWeb集客のためのツールとしては、Webサイト(SEO対策)、SNS、無料ポータルサイトの3つが考えられます。以下、それぞれの特徴について簡単にご紹介します。

Webサイト

Webサイトを活用した集客は今のWeb集客の王道といってもよい方法です。具体的には、良質なコンテンツを用意するなどのSEO対策によって検索エンジンで検索した際の順位を上げ、潜在的な見込み客に対する露出機会を増やしていきます。
SEO対策に必要なものは自前のWebサイトとコンテンツ(コラム記事など)だけです。サイトやコンテンツをすべて自作するつもりであれば、お金をかけずに集客をすること自体は可能です。
もっとも、あくまでもSEO対策は長期的に行うべきものです。対策をしたからといって、すぐに自分のサイトが検索した際に上位表示されるとは限りません。また大量のコンテンツを用意するのにも時間がかかります。お金をまったくかけずにSEO対策をすること自体は可能ですが、長期戦になることは覚悟しておくべきといえるでしょう。

SNS

Twitter、FacebookといったSNSは使い方によっては強力な集客ツールになります。実際SNS経由で受任に成功されている先生もいるようです。ただし、SNSを運用してフォロワーや友人を増やせば集客できるか、というと必ずしもそうとは限りません。SNSでつながった人たち全員が顧客になってくれるわけではないからです。ある程度の集客効果が期待できるのは、たとえばTwitterであればフォロワー数が5000人~1万人など、人とのつながりがある程度の数になってからになります。つまり、SNSで集客を目指す場合は人とのつながりを増やすために、SNS上で誰かときちんとコミュニケーションを取り続ける必要があるわけです。となると、社交的で人とコミュニケーションを取るのが好きな人、SNSを使って発信するのが好きな人、あるいは交友関係が広くてフォロワー・友だちの数が多い人といった条件を満たす人でないと、集客という意味で成果をあげるのは難しいかもしれません。

無料ポータルサイト

弁護士ドットコムのようなポータルサイトに出稿するという方法もあります。こうしたポータルサイトには無料で掲載できるプランもあることが多いため、「とりあえず無料プランで掲載しておけばいいじゃないか」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、ポータルサイト運営会社も営利企業ですので、できれば顧客には有料プランで契約してほしいというのが本音です。となれば、当然有料プランで登録された顧客の方を優遇するのは自然な流れではないでしょうか。
特に「とりあえず登録すれば集客できた」ポータルサイト黎明期とは違い、今はポータルサイトに登録する弁護士の先生も飛躍的に増えています。現在のようなポータルサイト内での競争が激化した状況では、以前のように無料プランで問い合わせをもらうのは難しくなっているといえるでしょう。

せめて最初のうちだけは広告費をかけた方がいい

広告費をかけずにWebで集客することは不可能ではありませんが、手間と時間がかかる、各自の適性による向き不向きが出やすいなどの理由から「確実に結果が出る」とは言い難いところがあります。
特に最初のうちは、ポータルサイトを有料プランにする、リスティング広告を使って検索時の自サイトの表示回数を増やすといった工夫が必要になるのではないでしょうか。効率のよい営業活動を行うためにも、やはりある程度広告費はかけるべきです。とはいえ、これまでお話してきたように「たくさん広告費を使わないと集客できない」というわけでもありません。最初に申し上げたとおり、月売上の10%前後、1ヶ月あたりの売上が100万円程度の弁護士事務所であれば10万円も使えば十分です。少ない予算であっても、適切な場所に使うことで効率のよい集客が可能になります。
次回は、限られた広告予算を効果的に使う方法についてお話します。

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