法律事務所のGoogleマップ集客(2022年度版) |弁護士・法律事務所専門 ホームページ制作会社

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法律事務所のGoogleマップ集客(2022年度版)


 
いつもご覧いただきありがとうございます。
レップリーガルの信定です。
今回はGoogleマップについてお伝えしていきます。
 

法律事務所のGoogleマップ集客

Googleマップに対する考え

Googleマップは4〜5年前からGoogleマップの営業マンが出てきて、Googleマップを上位表示させましょうかといった提案があったのですが、やって良いのかどうか自分達の中で煮え切っていない想いがありました。
私たちも正直な話、Googleマップには手を出していませんでした。
弁護士さんの集客のお手伝いをするときに、別に業者に何万円も払って順位を上げてもなぁという気持ちでいたので、それだったらリスティング広告やポータルサイトに1つでも課金して、2〜3万円課金してリスティング広告かけたらどうですか?というようなことを話していました。
 
しかし、先月東京に行った際に少し兆しが来ていると感じたのです。
Googleマップが変わりつつあるのか、Googleマップで上手くいっています!という事例がチラホラ出てきているのでその辺りをシェアしていこうと思います。
 

Googleマップは全国どこでも使えるのか?

まず1つが現時点(2022年6月時点)でGoogleマップが日本全国どこでも使えるかと言われると、個人的にはまだかなと思っていて今現在Googleマップでの集客に向いている法律事務所は次にご紹介する2つの地域に限られるのかなと思っています。
 

Googleマップ集客に向いている事務所

地域特化の事務所

Googleマップ集客に向いている事務所の1つ目は地域特化の事務所です。
しかも地域特化というのも、10〜20万人くらいのキャパシティの地域です。
100万人単位の人口では逆に多すぎて埋もれてしまうので、駅の乗り入れが多い場所で多すぎない場所がいいと思います。
 
例えば関西で言ったら、千里中央くらいのイメージです。
枚方でも大きいくらいなので枚方よりももう少し小さい駅でも良いかなと思います。
 
そういった10万人くらいの都市で地域密着型で頑張っておられる法律事務所はやる価値があると思います。
 

地域特化の事務所がGoogleマップ集客をした方がいい理由

弁護士を地域で探す人がいるから

理由1つ目は、弁護士を地域で探す人がいるからです。
「十三 弁護士」や「十三 放出 弁護士」など、駅名からさらに地域名へと詳細に検索をかける人が一定数います。
京都でいうと「北大路 弁護士」だったりですね。
 
「放出 弁護士」と調べる人が一定数いて、Googleマップを次に見る習慣になってきているようです。
 

MEOが上がりやすい

理由の2つ目は、MEOが上がりやすいからです。
MEOとはマップエンジン最適化のことですが
そのMEOが普通にやっていても上がりやすいという特徴があります。
普通にできることを淡々としていれば、弁護士の事務所の数は地域を絞っていけば、2〜3個しかなかったりしますので、きちんと対策すれば1〜2番に上がってきます。
 
人口は少なくて良いですし、10万人もいなくても良いです。
駅もそこそこ人が出入りしていれば大丈夫です。
 

ホームページやポータルサイトでネット集客をガンガンやっている事務所

ホームページやポータルサイトでネット集客をしている事務所も今Googleマップに力を入れるべきです。
なぜかというと、ホームページやポータルサイトでネット集客している事務所は、露出度が高いので指名検索が多いからです。
 
例えば、「川原法律事務所」と事務所名を入れて検索するというような感じです。
ポータルサイトで10個くらい出てくるときに、検索結果がたくさん出過ぎるので「何回も出てきているこの事務所ってどうなんだろう?」という気持ちに一般の方もなってくるんですね。
すると、次にその事務所の名前を検索スペースに入力して指名検索をします。
 
ですので、ホームページやポータルサイトで広告費を投下しているところは認知度が高いので名前で検索される場合も多くGoogleマップに力を入れると相乗効果が生まれるでしょう。
 

なぜGoogleマップに力を入れて取り組んだ方がいいのか?

口コミの信頼度が上がってきているから

口コミの信頼度が上がっているというのがこの1〜2年の大きな変化で、消費者がクリニックや旅館などの口コミを見るのと同じように法律事務所の口コミも確認します。
今までは「一休.com」などの比較サイトだったのに対して、Googleマップの口コミを見ても割ときちんとして情報が出ているということが多くなってきました。
 
キャンプ場に行く前にどういうキャンプ場かを見る、海鮮系が食べたいときに海鮮居酒屋を探すなど、今まででは「キャンプ専門サイト」や「食べログ」の評価を信用していたのにGoogleマップを見る習慣が出てきていてGoogleマップの口コミに対する信頼度が上がってきています。
 

どのような口コミが見られるのか

商品の価値が低いものや、失敗してもいいものほど口コミを見る傾向にはあります。
とは言え、医者や弁護士など料金の高いものもGoogleマップの口コミを見る人は見ます。
 
しかもきっちり口コミの数があると見たがる傾向にあります。
逆に口コミが3つくらいしかないと信頼度がないのですが、40個50個あればちゃんと見てもいいという心境になるようです。
 

悪い方を見てしまう

消費者の立場になって考えたとき、口コミを書こうと思うときは「良かった!」と書くよりは悪かった口コミを書きたい人いるので、その悪い口コミを見てどんな内容か判断してしまう節があります。
法律事務所は性質上相手方がいるので、案外悪い評価が多い業界です。
 

Googleマップをどう使えばよいか

では、どのようにしてGoogleマップを使えばいいのか?
答えは、まずは上位に上げることです。
特に1つ目の地域特化の場合は、一番上に出していくことが重要です。
 
例えば「駅名 法律事務所」で調べたときに、一番上に出すことが重要で、それをMEO対策(マップエンジン最適化)と言います。
今の段階では、「大阪 弁護士」のようなビックワードで検索上位に上げようと思わなくても良いです。
いわゆるニッチな地域で検索したときに検索上位に上がってきたら良いのです。
業者に頼む必要は全くなく、次に言う2つのことだけ頑張って取り組んでみてください。
 

Googleマップ活用のためにやること

内容を充実させる

Googleマップは2つだけやれば勝手に上がります。
まず1つ目はどうすればいいのかと言うと、内容を充実させることです。
 
Googleマイビジネスから自分で登録をして、30個ほど必要事項を記載していくのですが、見たらわかるくらい簡単です。
例えば、「営業時間 〇時〜〇時」「祝日の営業」「自分のサービスがどういうものか」などを記載する欄が、誰が見ても分かりやすいようにあるのでまずはそれを一生懸命埋めてみましょう。
 
ここで大事なのは、できるだけ全部埋めてしまうことです。
例えば、写真は20〜30枚載せられるのですが、理想を言えば全部埋めてください。
Googleとしても内容しか判断基準がないので、やれることとしては徹底的に埋められるところは埋めてください。
 

口コミを書いてもらう

2つ目は口コミです。
多ければ必ず上と言うわけではないのですが、口コミが多いほど検索順位が上に出やすくなっています。
しかしここで注意が必要です。
口コミは消費者にとっては手間ですので、放っておいても勝手には書いてくれません。
勝手に口コミを書く人は悪い口コミを書きがちなので、良い口コミを書いて欲しい場合はきちんと仕組み作りをして良質な口コミを集めましょう。

 
地域密着型でGoogleマップに成功している人は、口コミは100%書いてもらっています。
泥臭い方法で案件終了時に、仲良くなった人、ご満足していただいている人でいいと思うので「書いてください」と言ってその場で書いてもらう、というのを1年くらいじわじわと行えば成果が見えてくるでしょう。
毎月1件でも2件でも毎月続ければ24件になりますので、24件★5や★4があれば十分です。
 

悪評を書かれるのが心配

嘘を書いてもらう必要もなく、ご満足いただいている人に書いて貰えば、勝手に★4や★5がついていくでしょう。
特に目の前で書いてもらえば★2や★3は書きづらいので、そういう心理を利用しつつ口コミを集めていきましょう。
そのときに、一定数★1や★2がついてしまうこともあるかもしれませんが、全体平均で4.5くらいになるので、全体平均が★5よりも4.5くらいの方が逆にちょうど良い信頼できる口コミレビューになっていくでしょう。
 
あまり悪評価に引っ張られずに口コミを頑張って地道にベタに増やしていくのを1年くらい続けると地域密着ではいい感じの評価をしてもらえると思います。
あとは指名検索のときも、もちろんたくさんいい口コミが並んでいたらポータルサイトの問い合わせ率が上がったりします。
むしろ口コミだけを見てホームページを見ない、もしくは確認のためにホームページを見るだけという人も出てくるかもしれません。
 

口コミを見てから問い合わせまでの流れ

主な流れとしては、

消費者「ポータルサイトでよく出てくるこの事務所どうなんだろう?」
↓↓
口コミで良さそうだな
↓↓
一応ホームページも見ておこうかな

と言う導線だったりするので、しっかり上位に表示させるには
内容を完璧にして、まめに口コミを書いてもらえたらいいですね。
 

川原が事務所で実践していること

口コミを書いてもらうために、QRコードのついた案内用紙を面談室に置いておいて、読み込んでもらったら口コミ記入画面にそのまま繋がるようにしています。
弁護士がそれぞれQUOカードを面談室に持っていき、目の前で書いてもらうようにしています。
そうすると、月3〜4件のプラス評価が増えました。
 

360°カメラは使った方が良い?

写真を充実させるという点で、360°カメラは使った方が良いでしょうか?
答えは、基本的には全部やる。という選択になります。
360°カメラも2万円くらいするので、こだわりたい人は360°カメラを2万円くらいで買ってきて自分で撮影してアップロードするという方法で対応しようと思えばできるでしょう。
綺麗に撮るというよりも、内容が充実しているということが大事です。
 
以上、Googleマップによる集客でした。

集客についてお考えは、まずご相談ください