弁護士事務所がインターネットから集客しようと考えた場合、どのようなことを念頭におけば良いのでしょうか?法律ブログを書く?それとも男女間のトラブル事例などを面白おかしく書く?それともキーワードでSEO対策して、しっかりと検索上位を狙う?どれも良いでしょう。どのやり方でやっても、がんばって情報発信していれば、インターネットから顧客を得ることができます。
ですが、もっとも効果的なのは、インターネット上で情報発信して、ファンを作っていくことです。それは、ご自身が構えている事務所の地元の人でなくともよいのです。地域を狙って弁護士事務所のSEO対策を地域名で行うというのも良いのですが、まずは、お役立ちブログを書いてみましょう。
たとえば、男女間のトラブル。不貞などの際に、どのように倫理的な問題が発生するのかなどを弁護士なりに法的観点から噛み砕いたり、先生が取り扱ってきたケースを汎用化して説明したり。交通事故などで、思わぬ慰謝料が取れたパターンなどを題材にして、ブログで毎日更新します。
毎日更新することが大切です。どれだけ忙しくとも、集客のためだと思って、歯を食いしばって更新しつづけるのが重要です。お手軽にやっていては、お手軽にやった分だけのリターンしかありません。
そして、同時に、運用用のSNSも準備します。FacebookとTwitterが良いでしょう。LINE@もあっていいと思います。Facebookは更新を流していいね!の反応を見て、Twitterでは読者のフィードバックを受けて反応を見ます。LINE@は、無料の法律相談などに乗ることにすると良いと思います。
インスタグラムは若い人に人気ですが、弁護士事務所はプライバシー重視のビジネスですので、あまり写真がメインのインスタには向いていないかもしれません。しかし、事務所の雰囲気や自分自身のさわやかさを紹介するのに、アカウントを開設してもいいでしょう。どうせ無料なので、やれることはやりましょう。
そして、弁護士事務所が集客するのにもっとも大切なことは、ファンを作ることです。Twitterでもお役立ち情報や自分の素の姿、ニュースへの見解などを公表していって、積極的に自分の発信をフォローしてくれるファンをつくりましょう。
そのファンが、定期的にあなたのWebサイトを訪問してくれて、拡散してくれて、さらには最後に何らかのタイミングで顧客になってくれるのです。
それがたとえ、国内の他の地方の方で距離があったとしても、どうしてもこの先生に!という思いが強くなれば、絶対に顧客は遠距離でも来てくれます。また、どうしても距離的に離れているお客様には、自分の関連する弁護士事務所をご紹介するなどしても良いでしょう。
これまで、SEO対策についていろいろご説明してきましたが、SEO対策はあくまでオマケ的にするものです。まずは情報発信を行って、積極的にバズらせましょう。自分なりの見解で良いので世相を切ってみて、ファンをつくりましょう。不器用でも良いのです。コツコツ情報発信していると、かならずファンになってくれる人ができますので、そのうちその人達が困ったときに、あなたの事務所に連絡を入れてくれるなり、知人に紹介してくれるなりします。これが、弁護士事務所がインターネット経由で仕事を取る秘訣です。
SEO対策は、ほどほどで構いません。どのみち順位は頻繁に入れ替わりますし、まずはバズらせることを重視して、ブログで情報発信をしてみましょう。そうすることで、ご自身の事務所の知名度も徐々に上がってきます。批判を恐れず、情報を出していきましょう!
共同代表の川原と共に合同会社レップリーガルを立ち上げる。サイト制作のマーケッターとしてサイト開設のディレクション、コンテンツ作成に携わる。ターゲットが思わず読みたくなる、集客に繋がるコンテンツ作りのプロとして、法律事務所のサイトを250以上構築し、常時20個以上運用・サポートを行っております。