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いつもご覧いただきありがとうございます。
合同会社レップリーガルの川原です。
「Googleマップの口コミが少ない」
「Googleマップの口コミが増えない」
「そもそもGoogleマップの口コミをどうやって増やせばいいのかわからない」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
Googleマップについては以前にも話題に出したことがありますが、
Googleマップ(MEO)を上位表示させるためには、口コミを増やしていくことが重要です。
そこで、今回のテーマとして「法律事務所でGoogleマップの口コミをすぐに増やすための方法」をお伝えしたいと思います。
現代では、Googleの評価は法律事務所への問い合わせに直結します。
先日もある弁護士さんと話していたら、今までGoogleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)のウェブサイトのアクセス先を入力する欄に法律事務所のホームページのアドレスを入れていたのを、専門サイトのアドレスにURLを変更したところ5〜6件問い合わせが増えたということをお伺いしました。
このことから、結構Googleマップも見られているのだなということを実感しました。
この記事をご覧になられている方にはご自身の事務所のホームページをお持ちの方も多いと思いますが、最近の流れとして「Googleの口コミはどうなの?」と気になっている方も多いと思います。
Googleの口コミは上げているか下げているかというと、言うまでもなく上げたほうが良いのは間違いありません。
Googleマップの具体的な話をする前の前提ですが、法律事務所の口コミは低くなりがちです。
それをまずご理解ください。
なぜ法律事務所の口コミは評価が低くなりがちなのかというと、法律事務所は事件の相手方がいることが前提となりますので、相手に攻撃的な口コミを書かれてしまうこともあります。
例えばパン屋さんだったら、美味しいパンを作って売っていたら「美味しいです」「また食べたいです」と言うようなプラスの評価も増えるでしょう。
しかし、弁護士のGoogleマップは相手方がいることなので、こちらのことを好意的に見ていない方や一言物申したい方もいて、そのはけ口がGoogleマップの口コミになってしまっている場合があります。
先日川原が所属する事務所でもあったことですが、Googleマップの口コミにどう見ても相手方だと思われる書き込みがありました。
あることないこと散々書かれてしまい、それによって低評価が続きました。
そういうことも実際にあります。
それに対処する形でGoogleに違反の申請をするのですが、Googleも1つの法律事務所だけを見ている訳ではないので、なかなか悪質な口コミは消えません。
書くのは簡単ですが消すのはすごく難しいのが口コミです。
ですので、はじめからGoogleに悪い評価を消してもらうことをあまり期待せず、考え方を変えて高評価を増やす方にシフトした方が良いです。
そこで、具体的に口コミの評価を上げるために、私たちが法律事務所にアドバイスしていることを3つお話しさせていただきます。
ぜひ口コミの評価を上げて、問い合わせ率アップにつなげましょう。
口コミを書いてもらうために、最低限QRコードを読み込みさせるポスターやチラシの作成は必要です。
GoogleマップにアクセスできるURLをQRコードに変換して載せると、相談者の手間が省けて口コミの記入率アップに繋がります。
QRコードをスマホで読み込みしてもらうだけでGoogleの評価の★を入力する口コミの画面に繋がりますので、そこで★を押して書いてもらうというマニュアルを作ると良いでしょう。
もっと良いのはGoogleアカウントをお持ちでない方もいらっしゃるので、アカウントをお持ちでない方向けのマニュアルも作るのが良いと思います。
例えば、Googleのサイトにアクセスして、Googleアカウントを作る過程を見やすく図解したチラシを作ることです。
結局なぜ口コミをしてくれないかというと、一言でいうと「面倒だから」です。
その面倒臭さを少しでも緩和する対策として見やすい図解を作るということです。
口コミを書いてくれる方は書いてくれますので、気軽にお願いしてみましょう。
中には、相談だけで依頼者にならない方もいます。
そういう方に口コミを依頼するのも1つの手です。
ルールとして、事件を解決してから口コミを書かないといけない訳ではないですからね。
契約していなかったとしても、法律相談に関する口コミですから嘘ではないですし、弁護士が面と向かって「相談事項についてで構いませんので口コミをお願いします」と笑顔でお願いすると、お願いされた相談者も「嫌です」とは断りにくいものです。
ちなみに注意点としては、「後で口コミを書いておいてくださいね」と言って、後回しにすると、100%書いてくれることはありません。
先ほどのQRやマニュアルを使って、必ずその場で書いてもらうようにしましょう。
弁護士が書類を取りに行くときや、相談者を面談室に残して席を立つときに「相談料の領収書を作ってくるので、その間に口コミ記入をしてもらってもいいですか?」というふうにしてお願いしてみましょう。
口コミは長い文章を書いてもらえなくてもいいので、とりあえず書いてもらうことが大事です。
星5つで送信してもらうだけでも良いのです。
まず、高評価していただけそうな方は大体言葉や態度で分かるものです。
特に事件終了後に「ありがとうございます!!」と、とても感謝してくださる方には、その流れで「口コミ書いてもらっても良いですか?」とお願いしてしまいましょう。
大体100%書いてくれますし、良い口コミを書いてくださいます。
さらにアメニティです。
川原が所属する事務所では、ありがたい口コミを書いてくれたことに対して、ささやかなお返しですが事務所で作った手作りのうちわや、キャンディー(飴)をたまに渡したりします。
するとすごく喜ばれます。
実際のところ、手作りのうちわには事務所の弁護士の写真や電話番号も載っているので「また何かあればこちらに電話してくださいね」というふうに、後々のリードにも繋がるので良い施策として活用されています。
この時、QUOカードなど金銭(となりうるもの)をお渡しすると、弁護士的にグレー若しくはアウトですのでご注意ください。
評価が悪そうな方、事件としてあまり良い解決ができなかった方には口コミを依頼しないのも大切です。
彼らはストレスが溜まっていますから、弁護士に面と向かって文句を言う方もおられますが、面と向かって文句を言えない方は口コミをストレスのはけ口にしてしまうことがあります。
そういう方はすごく長い悪い口コミを書いていただけるので、調べられて書かれるのは仕方がないですが、こちらからわざわざはけ口(口コミ)は提供しないようにしましょう。
そもそもホームページもないくらいのスタンスで、スムーズに事件解決させるのが得策です。
以上、弁護士事務所でGoogleマップの口コミをすぐに増やすための方法でした。
ご参考になればと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。
法科大学院を卒業後、父親が経営する川原総合法律事務所の営業責任者として勤務。入社当時は事務所は紹介営業に頼っていたため年々売上が減少し、このままの状態では事務所経営自体が存続できない状態となる。そこで、一念発起しインターネット集客を事務所に本格的に導入。
当初は、手当たり次第に集客を試みるがほとんど成果に繋がらず苦悩。しかし、半年間ほど苦悩し努力を続けた結果、徐々に問い合わせが増えるようになる。その後の3年間で当初年間200件程度だった事務所の相談件数が6倍の1200件に急増。
そして、自身の法律事務所集客ノウハウを自分の事務所のためにだけ使うのではなく、「優秀な弁護士の先生方を少しでも世の中の人々の身近な存在として知ってほしい」と考え、弁護士専門集客カンパニー合同会社レップリーガルを設立。一般的なホームページ制作会社のマーケッターとは違い、法律事務所の目線に立ち、ただ単にホームページを作るのではなく、ポータルサイトとの連動、弁護士の先生方の特長や業務内容などを踏まえた上で、法律事務所の収益アップを実現するための全面的なアドバイスを実践しております。