今年度は利益がいいから税金でたくさん持っていかれそうだ。
経費で税金支払いを圧縮したい。
経費として資金を使いたいが何に経費を使えばいいのかわからない。
このようなことでお困りではありませんか?
こんにちは、合同会社レップリーガルの川原です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
年末が近づいてきて、確定申告が気になる時期。
法律事務所を運営するあなたも経費をどう使うか考えはじめていることでしょう。
上記のようなお悩みを抱えている弁護士さんに向けて、法律事務所で経費を有効に使える方法を5つご紹介いたします。
目次
そもそも経費に対する考え方ですが、税金に取られるなら経費として使った方が良いという考え方は間違ってはいません。
経費は使うところには適切に使わないといけません。
「あなたは経費を使っていますか?」
と聞かれて、何を具体的に想像されるでしょうか。
例えば、机やパソコン、スーツなどこれらのものは全て経費に入りますし、仕事用に使う車も経費に入ります。
パッと思いつくものでこれくらいでしょうか。
逆に言うとそれくらいしか経費として使うものがなかったのが、今までの弁護士業界です。
川原事務所で言うと、毎年、椅子を変える、色を変える、床のタイルを変える、パソコンを買い替えるなどで経費を使っていました。
もちろん減価償却を含めて古くなっていくものなので新しいものに変えても良いと思います。
特に一番大きく経費計上できるのは接待交際費です。
もともと弁護士ビジネスは在庫を抱えないですし、たくさん人が必要なわけでもないので、経費を使いにくい職種と言えます。
「経費って何に使うの?」と思われる方もおられるでしょう。
しかも客単価も高いので入ってくるものもあり利益が出しやすいビジネスです。
経費で椅子を買ったところでその金額はたかが知れています。
設備費がほとんどないので経費がもともと使いにくいのです。
法律事務所といえば、革張りのソファが置いてあるというイメージが頭に浮かぶのはそのためです。
経費の使い所が見いだせないので無理やり革張りのソファを買ったりしているわけです。
これがもし、飲食店だったらキッチンを作り替えて数百万円の経費を使うことができたでしょう。
これから私たちがお伝えする経費の使い方は、これからの時代に合わせた経費の使い方です。
今までは物に対して経費を使っていましたが、今では時代が移り変わりビジネスモデルが変化したことから、広告費にしっかり経費として使った方が良くなってきています。
広告費は来年に活きる資金です。
例えばホームページを作ると、今すぐ売上になるわけじゃないけれど、来年売り上げを生み出す可能性があります。
経費で使う項目で一番良いのは、「広告費」です。
広告費という項目にできるだけ使った方が良いでしょう。
なぜなら、来年攻められる投資になるからです。
ここでのポイントは「投資」としてお金を使えることです。
結局、椅子やパソコン・接待費は消費(浪費)です。
投資の考え方でいうと、「投資」と「浪費」の違いがあります。
広告費とそれ以外では全く意味合いが違ってくることは明確ですので、できるだけ来年・来期への投資というイメージで広告費に意識を変えていきましょう。
同じお金でも活きるお金の使い方をしてみませんか。
いざ「広告費に使うのが良い」と言われても具体的に何を使えばいいの?ということで、次に5つこれに使うと良いだろうというものを述べます。
確認してください。
ホームページの制作は王道でベタですが、経費にあたりますので一番真っ当な使い方だと思います。
普段だったら「この分野やりたいけどどうしようかな・・・」と思っている分野も、この年末のタイミングで来年以降大きく躍進するために希望も込めて攻めた分野をやってみても良いでしょう。
今は離婚をしていてうまくいっている、じゃあそろそろ相続しようか。という具合です。
今すぐに相続の顧客が欲しいわけじゃないけれど、来年再来年の売り上げを見据えたら相続があった方が良いよね、という考え方で年末に相続のサイトを作っておくのも1つの手です。
サイトを作るのにも時間がかかります。
だからこそ、年末のタイミングで作りはじめ、年明け〜春になるくらいまでに「できた」という状態にしておく。
そこから集客ということになったら、まさに来期への投資に繋がりますのでおすすめです。
経費としてリスティング費用に入れておけば、それも費用になります。
何度もコラムや動画でお伝えしていますが、ホームページを作るだけではなかなか集客は難しいのが現状です。
そこに広告費をかけて行っていろいろな人に見てもらうことが大切です。
「年間でこれくらいリスティング広告お願いします」というように、代行会社に先に支払っておくのもアリです。
弊社でもたまにそういうご依頼をいただきます。
そういうご依頼があったときは、半年分の資金を先にいただいてから半年1年かけて少しずつ使っていくようにしています。
もちろんそれは経費として計上して構いません。
真っ当な経費の使い方でしょう。
先ほどから広告費に使うと申し上げておりますが、広告費はリスティング広告ばかりに出してもいけないので自然検索にも力を入れていきたいところです。
これも以前からお伝えしている通り、自然検索もどんどん上げていかないといけません。
その時に、俗にいうSEO対策という形で外注してコラムを作ってもらうことも投資です。
最近なら動画を作って動画に対応するコラムを作成し、それに対するヒアリングを行うなどして当然経費としてお金はかかりますがこれも投資となることです。
広告にもお金をかけて、自力であげていくSEO対策にお金をかけるのも良いでしょう。
ポータルサイトも業者さんなので、「2年分払うのでやってください」という方法もアリです。むしろウェルカムです。
そうすることで経費として計上されますし、ポータルサイトというのは登録してすぐに問い合わせになることもあります。
始めは、毎月ちょこちょこ払っているのを、1年くらい先のことを見据えて半年〜1年分を一括で払っておくことも有意義な経費の使い方となるでしょう。
経費は人事的なものにも使えます。
求人と言っても色々なことがあるので、一概にコレというわけではありません。
例えば今なら色々な求人系のポータルサイトがありますが、ポータルサイトを作るだけでは人は来ません。
求人を出すことに対して一番上に載せてくれたり、きちんとカスタマイズしてくれるというようなオプションがあります。
求人サイトに特設の求人ページを作ったり、求人用の特設サイトを作って来年の戦力となる人を採るために資金を投資するということです。
「人が辞めるので明日人材が欲しいです」という経営者が多いですが、ある程度事前にお金があるときや余っているときに人材をバックアップしておくという考え方が経費として有意義な使い方でしょう。
経費は広告費に使うのがオススメ。
広告費の中でも下記の5つに使うのが良いでしょう。
以上5つを、新しいこれからの弁護士業界の有意義な経費の使い方としてご提案させていただきました。
弊社でもホームページ制作を行なっているので、是非ご検討いただければと思います。
法科大学院を卒業後、父親が経営する川原総合法律事務所の営業責任者として勤務。入社当時は事務所は紹介営業に頼っていたため年々売上が減少し、このままの状態では事務所経営自体が存続できない状態となる。そこで、一念発起しインターネット集客を事務所に本格的に導入。
当初は、手当たり次第に集客を試みるがほとんど成果に繋がらず苦悩。しかし、半年間ほど苦悩し努力を続けた結果、徐々に問い合わせが増えるようになる。その後の3年間で当初年間200件程度だった事務所の相談件数が6倍の1200件に急増。
そして、自身の法律事務所集客ノウハウを自分の事務所のためにだけ使うのではなく、「優秀な弁護士の先生方を少しでも世の中の人々の身近な存在として知ってほしい」と考え、弁護士専門集客カンパニー合同会社レップリーガルを設立。一般的なホームページ制作会社のマーケッターとは違い、法律事務所の目線に立ち、ただ単にホームページを作るのではなく、ポータルサイトとの連動、弁護士の先生方の特長や業務内容などを踏まえた上で、法律事務所の収益アップを実現するための全面的なアドバイスを実践しております。