相続分野におけるサイト集客には、その他の、離婚や交通事故、刑事分野などと比べて時間がかかることが明らかになりました。
その主な理由が、「ユーザーの検索キーワードが多岐にわたるから」ということが最近判明しましたのでご報告したいと思います。
例えば、離婚分野におきまして、サイト経由でお問合せするユーザーの大半が「離婚+弁護士+地域名」と検索します。
これが交通事故分野であれば、「交通事故+弁護士+地域名」と検索します。
ところが、相続の場合は事情が違います。
私たちも当初、他の分野と同様に、「相続+弁護士+地域名」と検索してお問合せしてくるかと思っていたのですが、
実は、そうでない場合が多かったことが、弊社がお手伝いとしている法律事務所の相続サイト反響データから明確になりました。
具体的にご説明します。
相続分野の場合、
例えば「遺言書作成」「相続放棄」「遺産分割」「生前贈与」「預金の引き出し」など多岐にわたるキーワードを検索し、専門サイトに流入したユーザーがお問合せしてきます。
そのため、「これ!」といったキーワードが絞りにくいのです。
この事実を前提に考えるならば、離婚分野や交通事故分野などにおいては、
「離婚+弁護士+地域名」「交通事故+弁護士+地域名」など
「分野+弁護士+地域名」に注力し、自然検索の順位を上げていくことで、
比較的、明確に集客に直結するのですが、
一方で相続の場合は、
「相続+弁護士+地域名」というキーワードで、自然検索の順位を上位にあげたとしても、ダイレクトでの集客に繋がりにくく、
「遺言書作成」「相続放棄」「遺産分割」「生前贈与」など、
これら様々なキーワードを、網羅的に自然検索で上位にあげてはじめて、ユーザーを集客することが可能となるのです。
この手間が、相続の集客が、他の分野に比べてどうしても時間がかかってしまう最大の理由なのです。
ただ、もちろんのこと、相続案件の需要自体はある分野ですので、
しっかりと時間をかけてあらゆるキーワードを網羅し、着実にユーザーを集めることができさえすれば、集客には繋がりやすい分野でもあります。
従いまして、現状、相続サイトからの集客がないと困っておられる方でも、
逆転満塁ホームランは可能といえるでしょう。
あきらめず粘り強く頑張りましょう。
共同代表の川原と共に合同会社レップリーガルを立ち上げる。サイト制作のマーケッターとしてサイト開設のディレクション、コンテンツ作成に携わる。ターゲットが思わず読みたくなる、集客に繋がるコンテンツ作りのプロとして、法律事務所のサイトを250以上構築し、常時20個以上運用・サポートを行っております。