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こんにちは。法律事務所経営を有利に導くIT戦略をご提案する合同会社レップリーガルです。
以前、愛媛県松山市や兵庫県宝塚市など地域に合わせた集客モデルの解説をしてきました。
すると、この地域で集客するにはどうですか?というお問い合わせをいただいたので、本日は、「広島県呉市の法律事務所WEB集客戦略」をテーマにして解説していきます。
今まで解説したのは40~50万人程度の人口がいる地域でしたが、今回の広島県呉市では少し人口が少なめです。
地域によって人口数はまちまちですが、ご相談いただいた地域で勝てる戦略で解説していきたいと思っていますので、「ここはどうですか?」というご相談お待ちしております。
では、さっそく呉市の人口から確認していきましょう。
広島県呉市の人口はGoogleで調べられます。
2015年時点で22.86万人ということで、おそらく今も23万人くらいの人口だと思われます。
呉市を地図上で見ると、このあたりです。
近くに大きな広島市がありますが、電車で少し行かないといけないので完全に隣接している感じではなさそうです。
広島県呉市はある程度独立した都市で、人口23万人の中核市となっています。
今回は定石でお話します。
私達がいつもお伝えしているのは、特化型サイトでチャンスがあるのは離婚分野です。
離婚分野に関してはいつも情報を受け取っていただいている方ならご理解いただいていると思いますが、23万人であれば王道の戦略で、特化型サイトを作って「呉 離婚 弁護士」のキーワードで検索上位表示を狙っていきましょう。
初期段階は上位表示が難しいので、リスティング広告は初期段階はかけていく方向で考えていきましょう。
最終的には自然検索の方でしっかり上位表示できるようにしていく方向で動くのがいいと思います。
SEOの検索順位をリサーチしたところ、呉市で離婚弁護士として特化型の専門サイトを作っている事務所は1ページ目にはありませんでした。
つまりねらい目だということです。
リサーチして1ページ目に出てきたのは、下記のような感じでした。
「山下江法律事務所」はおそらく広島市内の事務所です。
あとはポータルサイトばかりです。
ざっと見たところ、下の方でやっと「呉本通法律事務所」という呉市の一般的な事務所サイトがでてきました。
23万人くらい人口がいれば、特化サイトを作ってしまって、しっかり記事を書いてSEOで検索上位にあげていくという戦略をとれば、普通にここで案件が取れるような市場でした。
呉市の事務所ではないのに、呉市の検索結果に出てきてしまっているくらい特化サイトが皆無に近いので、王道で離婚特化サイトを作って戦略を実行すれば集客を盤石にできるでしょう。
というのがベタな離婚分野で一つです。
相続は、人口が23万人ほどしかいないので相続特化サイトを作ってもニーズ自体があまりないでしょう。
「呉 相続 弁護士」で検索して調べる人が、人口的に限られてくるので難しいのではないかと思います。
一応、リサーチしたところ、相続専門サイトを持っている方もおられました。
このように相続で特化サイトを作られてもいいのですが、弊社の考えとしては相続分野ではあまり作らなくてもいいのかなという見解です。
理由は、作った時の費用対効果が悪く制作費との関係で元が取れるのかどうかというところです。
交通事故分野に関しても、特化サイトを作ったとしてもそんなに交通事故サイトだけでバンバン集客できるような感じではなさそうです。
基本的には離婚の特化サイトを作るか、他の分野をしたいのであれば事務所サイトをきちんと上げていく戦略で勝負するのが良いのではないかと思います。
「呉 交通事故 弁護士」で
中には特化型サイトを作っている事務所もありました。
呉支部の交通事故ページもありました。
これは事務所サイト内の交通事故のページを上げていくというパターンです。
「山下江法律事務所」
「山岡法律事務所」さんのホームページは集客導線がキレイに整えられています。
事務所サイトの中で各分野の特化ページを設けて、サービスの説明やお客さまアンケートを掲載してLPのような形にしています。
そして、その分野の各ページを検索上位に表示させるという戦略ですね。
ユーザーが各専門ページを閲覧することになるので、この専門ページをきちんと整えていくという戦略が今までに見たことがないくらい1ページずつが充実していて良い例です
ページのクオリティを上げて詳しく丁寧に充実させることで、1ページだけ見ても相談者に信頼できると感じてもらうことができるでしょう。
理想論としては、事務所サイトの下層ページ(離婚や交通事故などの特化ページ)が一つ一つ順位が上がっていくと、それだけでサイト全体がが出てくることになります。
ドメイン力がついてくれば全体的にもっとサイト順位委があがってくるので、離婚ページ、交通事故ページ、債務整理ページなど下層ページが色々なキーワードで全部上に上がってくるでしょう。そうなれば無双状態で一番強い状態に持っていくことができます。
なので目指す先は、事務所サイトで1ページ1ページ上げていく戦略がいいと思います。
ポータルサイトは、正直なところそこまで問い合わせはないと思います。
ローカルの方に行くと、例えば同じポータルサイトだとしても大阪で登録するのと呉市で登録するのでは掲載費の値段が半額以下になってくるはずです。
そういう意味では、問い合わせは多いわけではありませんが、費用対効果がいいので登録しておいてもいいかな、というところになるでしょう。
ポータルサイトも、離婚や交通事故などのベタな分野で登録しておきましょう。
結論、事務所サイトの作成とポータルサイトの選定に力を入れた方が初期段階は早いかもしれません。
この2本立てで地域密着型で運用していったらバランスよく案件が取れると思います。
もし呉市で独立・今からホームページを作るとすれば、
が結果が出るのが早いと思います。
ご参考にしていただけると幸いです。
共同代表の川原と共に合同会社レップリーガルを立ち上げる。サイト制作のマーケッターとしてサイト開設のディレクション、コンテンツ作成に携わる。ターゲットが思わず読みたくなる、集客に繋がるコンテンツ作りのプロとして、法律事務所のサイトを250以上構築し、常時20個以上運用・サポートを行っております。