先日、セミナーに来ていただいた参加者から
後日個別に相談にのってほしいとのことで、
大阪のとある法律事務所の弁護士さんの相談にのっていました。
その弁護士事務所では、
これまでいわゆる総合サイト(後で専門サイトの説明をするのでそれとの反対)で
グーグルやYahooなどのクリック広告、
また、SEO対策にもなり力をいれてやってこられたそうです。
ところが、広告費を20万円ぐらい使っているのにもかかわらず、
それなりの反応(月に20件程度の問合せ)しかないとのこと。
当事務所の場合では、だいたい10万円のクリック広告で、
40~50件程度の問合せがあるので、
それと比べると問合せが少ないのがお分かりいただけるかと思います。
では、なぜ問い合わせが少ないのかというと、
原因は明らかに、専門サイトを構築していないことにあります。
専門サイトとは、例えば、
「離婚分野に特化したサイト」
「交通事故に特化したサイト」
「土地や不動産を持っている相続案件に特化したサイト」
など、扱う分野を特定しそれに関する内容のみをのせたサイトのことを指します。
この専門サイト、Web集客を積極的に進められている事務所では、
当たり前のようにもたれています。
よくあるパターンは、総合サイト(看板代わりのサイト)と専門サイトを
1つずつ持たれているケースが多いです。
そして、Webからの集客に関しては、
ほとんど9割以上を専門サイトからしているケースが多いです。
ちなみに当事務所では、
総合サイト・離婚サイト・相続サイトの3つのサイトを保有しています。
では、なぜ専門サイトを持つべきなのか。
答えは2つあり、
1つ目が「○○専門」といわれた方が、
その分野においてサイトを見るユーザーからすると専門性があるとみられるからです。
例えば、合同会社RepLegalでは「弁護士専門のWebマーケティング会社」です。
このように、専門性をうたいだすことは
「Webマーケティング会社です」というよりも、
強いインパクトを残すことが出来ます。
2つ目が、「見込み客は自分の興味のある情報しか必要としていないから」です。
どおいうことかというと、
例えば「離婚問題で悩んでいる見込み客」は
「離婚問題をどのように解決してくれるのか」ということだけにしか興味ありません。
たとえ、交通事故や相続の記事がどれだけあったとしても見ることはまずありません。
皆さんも、例えば通販でパソコンを探しているのに、
家具のページを見たりされますか。
特に、弁護士の案件の場合、
離婚問題の解決に興味のある人が、
交通事故のページに興味が出ることはまずありえません。
だからこそ、その見込み客にとってその情報しか必要ないのです。
逆に、必要のない情報がのっていると、
サイト自体を見ることをやめてしまう原因にもなったりします。
なので、専門性を明確にして、
見込み客がほしい情報だけを与えてあげることが、
一番問合せに繋がりやすくなるのです。
ホームページで集客を考えておられる方、
今総合サイトを使って、SEO対策やリスティング広告を頑張ってやっているけど成果がいまいちな場合は、
まずは、専門サイトの構築を考えてみましょう。
共同代表の川原と共に合同会社レップリーガルを立ち上げる。サイト制作のマーケッターとしてサイト開設のディレクション、コンテンツ作成に携わる。ターゲットが思わず読みたくなる、集客に繋がるコンテンツ作りのプロとして、法律事務所のサイトを250以上構築し、常時20個以上運用・サポートを行っております。