「10万円でサイト製作します!」
最近はこのようなキャッチフレーズが横行しています。
タグなどを駆使せざるを得なかった一昔前と比較すると、
ワードプレスを筆頭に、簡単に、しかも綺麗なホームページを作成することが可能となりました。
中には、「ホームページくらい自分で作れるぜ!」と、ご自身で切磋琢磨される方も多い現状です。
知識がなくても「ある程度」のホームページが作れる時代である以上、
安価なサイト製作もニーズがあるのだと思います。
これに対して、我々が述べたいのは一つです。
少し強い表現になってしまいますが、
「綺麗なサイトだけでは、問合せ(電話)には繋がらない」ということです。
例えば、離婚を検討されている方は、
PCやスマホで「離婚に強い 弁護士 〇〇(地域など))」検索語句を入力します。
すると、検索画面の欄には複数のサイトが表示されました。
①デザインが綺麗。弁護士も美男美女で華麗なポージングを決めている。
弁護士の経歴や、挨拶文などがスタイリッシュに表示される。
②デザインは普通。弁護士も美男子ではないが誠実そう。
トップページには、離婚問題に対する弁護士の実績や、解決数、解決事例などが画像付きで紹介されている。
さて、どちらのサイトに電話があるか、皆様であればおわかりかと思います。
当然ですが、②サイトの方が、圧倒的に問合せがあります。
ネットで弁護士を選ぶ場合、何を基準に電話をかけているかご存じでしょうか?
私が調べた独自のアンケートの結果を公表します。(離婚案件)
・弁護士に実績があるか(32.4%)
・離婚に強い弁護士か。(17.6%)
・解決事例が記載されているか。(13.8%)
・土日対応してくれるか。(10.5%)
・無料対応してくれるか。(25.7%)
いかがでしょうか。
このデータからわかるのは、おそらく当該弁護士が、離婚案件をこなした豊富な経験があるのか。
その豊富な経験を基に、土日などを利用して、無料相談を引き受けてくれるのか。という点です。
私が運営に携わる川原総合法律事務所においても、このポイントを検証した理由は一つです。
これらのポイントさえクリアーできれば、弁護士に問合せがある、という逆算が可能となるからです。
ここまで把握できれば、あとは私がすることは明確です。
これらの遡求ポイントに合致している旨を述べてサイトに掲載することです。
また、私(川原)のように、法律事務所の人間ならば、ご相談者様が、どのような悩みを持って、
どのような疑問があるのか、把握することができます。
これらの疑問に回答する形でサイトを製作することにより、
結果として、敷居の低い、離婚問題を依頼するに足りる弁護士サイトの下地が完成するわけです。
このサイトに、WEBデザイナーによる見栄えのよさを追加すればいよいよ完成です。
当初述べた「10万円サイト製作」
10万円で、このような調査、作業、反映すべてしてくれたうえで、
問合せの鳴り止まないサイトが作れるならば問題ないのですが、
私の見たところ、あくまでデザインにこだわり(すぎて)、
あくまで「綺麗なサイト」作りに終始しているように思います。
問題なのは、弁護士さんも、こちらにシフトしている場合があるので、
私の方で軌道修正をすることも少なくありません。
(綺麗なサイトを作れた!→電話鳴らない!→サイト信用できない)
このスタンスでは問合せがあるはずもありません。
サイトはご自身で製作することも結構なのですが、私個人の考え方とは違います。
あくまで弁護士さんのお仕事は、サービス業として、クライアントの悩みを解決すること、
訴訟を行い、裁判でクライアントの権利を主張すること。
これらに注力すべきです。
そのためには、単なる集客ツールであるサイトを一生懸命作っているようでは、本末転倒といえるでしょう。
私たちにお任せください。
間違いなく問合せのあるサイトを制作させていただきます。
共同代表の川原と共に合同会社レップリーガルを立ち上げる。サイト制作のマーケッターとしてサイト開設のディレクション、コンテンツ作成に携わる。ターゲットが思わず読みたくなる、集客に繋がるコンテンツ作りのプロとして、法律事務所のサイトを250以上構築し、常時20個以上運用・サポートを行っております。