法律事務所を運営している弁護士の方も、集客のためにCMSでWebサイトを運営・更新することが大切です。そして、Webサイトを閲覧したりCMSで構築したりするには、Webブラウザと呼ばれるツールが必要なことはご存知でしょうか?
Webブラウザは、インターネットエクスプローラーをはじめ様々なツールに分かれていて、表示速度や機能の拡張性などが異なっています。また、どのツールを使用するかによって作業効率も変わるため、各機能や特徴を確認することが大切です。
今回は、Webサイト制作を検討している弁護士の皆さんにも向けて、Webサイトの管理や更新に必要なWebブラウザの基本から、おすすめのWebブラウザを紹介します。
目次
まずは、Webブラウザとは、どのような役割を持ったツールなのか、基本から丁寧に解説します。
冒頭でも軽く触れた通り、WebブラウザとはWebサイトを閲覧・管理するために必要なツールの総称です。
Webブラウザを使用することで、私達はパソコンやスマホからブログや企業サイト・ネットショップなどを閲覧・ページの移動・購入操作などが可能になります。
また、Webサイトとは、html(見出しや文章を人が理解できるよう表示できる言語)やcss(主に装飾ができる)といった言語で構成されたWebページ(一般的には記事・コンテンツと呼ぶ)がまとまったものです。
Webブラウザと聞くとイメージしにくいところですが、弁護士の皆さんが見ている当ページ・サイトもパソコンやスマホに搭載されたWebブラウザツールを使用して閲覧しています。
おすすめのWebブラウザを確認する前に、Webブラウザで何ができるのか主な特徴も確認しておきましょう。
Webブラウザは拡張機能を使用して翻訳もできます。たとえば、英語のWebサイトも別途翻訳ツールを使用せず、Webブラウザのみで日本語に翻訳して読めます。
閲覧機能だけでなく印刷や翻訳・お気に入り登録など、様々な補助機能を持っているのが大きな特徴です。
Webブラウザの選ぶ時は、Webサイトの表示速度や拡張機能など、どれを重視すべきなのかを明確にした上で検討しましょう。
スマホ・パソコンはどちらも購入時点で、Webブラウザが搭載されています。ですので、現在使用しているWebブラウザに問題がなければ、あえて別のツールをインストールする必要性はありません。
続いては、おすすめのWebブラウザを5つご紹介します。
Microsoftedgeは、大手IT企業のMicrosoft社が開発した新しいWebブラウザです。以前は、InternetExplorerをリリース・管理していましたが、他のWebブラウザへシェアを確保されつつあったためMicrosoftedgeを主力ツールとしています。
表示速度・性能については、通常のWebサイト閲覧・検索・CMSソフトの使用にも問題無く対応しているのも魅力的です。また、Microsoft社が提供しているソフトやツールなどと連携しやすい仕様になっているため、利便性も上がっています。
拡張機能はMicrosoftstoreにて、スマホアプリをインストールするような流れで、簡単にインストールできます。
Windowsを使用している法律事務所は、Microsoftedgeの導入・拡張機能の設定がおすすめです。
Googlechromeは、多くのシェアを持つメジャーなWebブラウザです。パソコンやスマホに標準搭載されていて、起動や表示速度も問題ありません。
開発企業はツール名通りGoogle社です。大きな魅力は、どのようなOSにも対応している点です。Windowsやmac、AndroidOSやiOSなどにも使用できるので、汎用性が高く使いやすいWebブラウザとなっています。
拡張機能についてもメリットがあり、Webブラウザ内でWordやExcelを使用できたりパスワード管理用ツールをインストールできたり、非常に多数のツールを追加可能です。
Safariは、mac・iOS専用のWebブラウザで、Apple社が開発・リリースしています。Windows版も過去にリリースしています。しかし、アップデートされていないため、あくまでmac・iOS向けのWebブラウザと考えるのがおすすめです。
表示速度や処理性能については、メジャーなWebブラウザの中でも特に優れていて、Googlechromeの約1.6倍の速度で動作します。また、その他のブラウザと比較すると、約3.5倍と大きな差があります。
macパソコンやiPhoneを使用している弁護士の皆さん、そして法律事務所に設置しているパソコンがmacのみの場合は、Safariを使用し続けるのがいいでしょう。
また、拡張機能はパスワード管理・広告ブロック機能など、実用性の高いツールを揃えています。
Firefoxは、一般的に標準搭載されていないWebブラウザで、主にサブとしての使用例が多い傾向です。なぜなら、Googlechromeなどの主要なWebブラウザでは、開けない・デザインが崩れているWebサイトもあり、Firefoxで正常に閲覧できることもあるためです。
ただし、ユーザーによってはFirefoxの方が使いやすいという評価もあり、高速表示・スクリーンショットのしやすさ・その他便利な拡張機能などからメインツールとしても活躍しています。
また、拡張機能の中には、オフライン状態でウェブページを閲覧できる(オンライン状態の際にウェブページを保存)ツールなど、これまでにない便利な機能を利用できるのも特徴的です。
Operaはオペラ社が開発・リリースしている、日本では比較的マイナーなWebブラウザです。Firefoxと同様に、Googlechromeで利用できない場合のサブブラウザとしての利用が多い傾向です。
主な特徴は仮想通貨マイニングによる自動処理や広告ブロックなど、表示速度を低下させる要因を排除してくれる点でしょう。CMSで作成したWebサイトの確認時に、閲覧速度が遅く悩んでいる弁護士の方にもおすすめです。
今回紹介したWebブラウザは、法律事務所のWebサイトをCMSで制作したり確認したりする際にもおすすめです。また、どれも表示速度や拡張機能など、通常使用でも特に問題はありません。
まずは、現在使用しているパソコンに対応しているかどうか確認し、その後Webブラウザの何を重視したいか整理した上でインストールするのが大切です。
共同代表の川原と共に合同会社レップリーガルを立ち上げる。サイト制作のマーケッターとしてサイト開設のディレクション、コンテンツ作成に携わる。ターゲットが思わず読みたくなる、集客に繋がるコンテンツ作りのプロとして、法律事務所のサイトを250以上構築し、常時20個以上運用・サポートを行っております。