「IT法律相談」を開設してから1ヶ月。問い合わせはゼロではなかった。
ポチポチではあるものの、電話反応があったことは確かだった。
この事実が私に、一つの行動を決意させるきっかけとなった。
「ネット経由新件の方に、どうやってうちの事務所を調べたから調査してみよう。」
具体的に、初めて来所された方に書いていただくご自身の名前住所や、
簡単な質問に答えていただく「相談受付票」なるものがあるのだが、
これの最後の一行に「どのようなキーワードで当事務所を調べられましたか?」という自由記述欄を追加したのだ。
これで、Yahoo!やGoogleにおいて、どのように当事務所が調べられたかを調査することが可能となった。
すると面白い結果が浮かび上がった。
「川原総合法律事務所 法律相談」
「大阪 川原 法律事務所」
「ネット 相談 経験豊富」
・・・etc.
IT相談に来られた方のほとんどは、実は過去の依頼者だった。
過去の依頼者が、面談の事前に、法律内容を伝えるという形でIT法律相談を活用されていたことが判明した。
そして残り(数名だったが)は、3つめのようなキーワードで当事務所のサイトを発見した新規の方だった。
つまり、当事務所のことを全く知らない方が、ネットを介して来所したのだ。
この事実は私に衝撃を与えた!
まるで桜木花道が海南戦で初めてダンクシュートを決めた瞬間のように!(アラフォー感)
まるでルフィがクロコダイルに、血で固めた砂パンチを食らわせた瞬間のように!(アラサー感)
まるでアンパンチを食らわせた瞬間のように!(アラパン感)
今から思えば、この衝撃は、一つのターニングポイントであったと思う。
ネットで法律相談をしたい方は、当然だが「川原総合法律事務所」なんて知らないのだ。
調べたいキーワードで調べるのだ!しかも「地域名」を入れて!!
あくまで仮説だが!!(笑)
一つの仮説を立証すべく、キーワードを考えた。
「大阪 弁護士」
「北区 弁護士」
これらの検索語句で上位になれば、きっと沢山問い合わせが増えるはず!
そしてそのために何をすればいいのか。
成功にはまだまだほど遠いが、
一筋に光が垣間見えたように感じた。
ここに何かヒントがあるはず。
「おれは川原。あきらめの悪い男・・・」(アラフォー感)
なぜか無意味なアラフォーネタ満載だったが、
確かに大きな一歩だった。
Yahoo!、Googleを利用した検索サイトの研究がはじまった記念日だ。
弁護士法人川原総合法律事務所
V字回復まであと!1年0ヶ月!!(あきらめたらそこで・・・(ひつこっ!))
法科大学院を卒業後、父親が経営する川原総合法律事務所の営業責任者として勤務。入社当時は事務所は紹介営業に頼っていたため年々売上が減少し、このままの状態では事務所経営自体が存続できない状態となる。そこで、一念発起しインターネット集客を事務所に本格的に導入。
当初は、手当たり次第に集客を試みるがほとんど成果に繋がらず苦悩。しかし、半年間ほど苦悩し努力を続けた結果、徐々に問い合わせが増えるようになる。その後の3年間で当初年間200件程度だった事務所の相談件数が6倍の1200件に急増。
そして、自身の法律事務所集客ノウハウを自分の事務所のためにだけ使うのではなく、「優秀な弁護士の先生方を少しでも世の中の人々の身近な存在として知ってほしい」と考え、弁護士専門集客カンパニー合同会社レップリーガルを設立。一般的なホームページ制作会社のマーケッターとは違い、法律事務所の目線に立ち、ただ単にホームページを作るのではなく、ポータルサイトとの連動、弁護士の先生方の特長や業務内容などを踏まえた上で、法律事務所の収益アップを実現するための全面的なアドバイスを実践しております。