「魅せ方」を意識するということは、
別方向から考えれば、依頼者を想像することでもある。
信定
「ペルソナを意識してください。」
ペルソナとは、ラテン語で、仮製品やサービスのユーザー像を仮想の人物として定義したものをいう。
実際のユーザー(ここでいう依頼者)には当然だが、様々な人が含まれるが、
ペルソナは「その中で最も重要な人物像」に焦点を当てることによって、
具体的なユーザー像をイメージしやすくなるメリットがある。
簡潔に言えば、このサイトを作ることで誰を呼びたいのか。を明確にすることだ。
男なのか女なのか、
未婚なのか既婚なのか、
年齢は20代?30代?40代?
居住地は事務所の周辺何キロ?
これだけでなく、
髪の毛は長い?短い?
身長は?
好きな色は?
好きなタイプは?
どんな服装?
一見関係ないと思われるような事項でも想像すること。
予想すること。
すると、ある一人の想像上の女性が頭の中に創造された。
年齢は30代前半。既婚者。子どもが2歳に満たない男の子が一人。
子育て真っ盛り。普段の服はUN●QLO中心だが、
月に一度の旦那とのディナーではブランドの服を着飾る。
好きなブランドは・・・
別に私の好みではない!!(笑)
この想像上の女性に、ある日、旦那の不貞行為という事実が明白になる・・・
Yahoo!で「大阪 離婚 弁護士」と調べ、上の方に表示される「慰謝料に強い法律事務所」という文字に惹かれクリックする・・・
最初のトップページのイメージに安心感を覚え、ページをスクロールする。
「女性に慰謝料請求をしたい」ページをクリックし、内容を熟読する。
「費用」ページで明確な金額を確認し、貯金額と相談する。
通話料無料のフリーダイヤルに電話する。初回無料相談と聞き、予約を入れる。
キッズルームのある部屋を案内される・・・
まだサイトは何もできあがっていないが、私はここまで想像した。
昔からの空想癖がこんなところで役に立つとは!!(笑)
この想像から、サイトの全体像がうっすらと見えだしたのだった。
100万人を集客することが目標だとしても、
まずは最初の1人目を想像することが何より大切だと、私は思った。
弁護士法人川原総合法律事務所V字回復まであと!1ヶ月(ペルソナ大事!)
法科大学院を卒業後、父親が経営する川原総合法律事務所の営業責任者として勤務。入社当時は事務所は紹介営業に頼っていたため年々売上が減少し、このままの状態では事務所経営自体が存続できない状態となる。そこで、一念発起しインターネット集客を事務所に本格的に導入。
当初は、手当たり次第に集客を試みるがほとんど成果に繋がらず苦悩。しかし、半年間ほど苦悩し努力を続けた結果、徐々に問い合わせが増えるようになる。その後の3年間で当初年間200件程度だった事務所の相談件数が6倍の1200件に急増。
そして、自身の法律事務所集客ノウハウを自分の事務所のためにだけ使うのではなく、「優秀な弁護士の先生方を少しでも世の中の人々の身近な存在として知ってほしい」と考え、弁護士専門集客カンパニー合同会社レップリーガルを設立。一般的なホームページ制作会社のマーケッターとは違い、法律事務所の目線に立ち、ただ単にホームページを作るのではなく、ポータルサイトとの連動、弁護士の先生方の特長や業務内容などを踏まえた上で、法律事務所の収益アップを実現するための全面的なアドバイスを実践しております。