専門サイト問い合わせが多い現状を理解し、
どの分野に特化して攻めるべきなのだろう。
この点に関しては、事務所の規模や体制、
弁護士の意見や、おとんの意見も参考にしなくてはいけない。
特に、おとんは、「効率的に顧客確保」という観点から、
「交通事故」分野を考えていたようだ。
10年程度弁護士を経験した者なら誰しも「過払いバブル」を経験しているだろう。
利息制限法と貸金業法の、いわゆるグレーゾーンを対象とした過払い訴訟は熱を帯び、
弁護士、司法書士が大いに潤った。いわば打ち出の小槌だった。
あの頃のバブルを経験している弁護士なら誰しも、
次の打ち出の小槌を追い求めるのは必定だ。
わかりやすく言えば、より費用対効果の良い、
手間も少ない、そんな案件を・・・あまーーーい!!(スピードワゴンか!)
確かに、交通事故は、人身事故案件で、弁特あって、不謹慎ながらも死亡事故でもなっていれば、
保険会社との交渉だけでうん千万の利益が出ることもある。
金融機関との何回かの交渉電話で何百万~が入る過払い案件に、形態としては少し似ている。
しかし、当然だが、みんな、それをわかっている。みんなが狙っている。
その証拠に「大阪 交通事故 弁護士」と調べただけで、
何十、何百ものサイトと出会うことが出来た。
特に、大手横文字事務所が本気で集客を狙っている分野でもあり、
TVやラジオも含め、全力で取りにきている感がすごかった。
その相手と戦えるか!?
私はその疑問が脳裏に浮かんだ。
交通事故に関連するキーワードを検索して、その名を見ないことのないような法律事務所と、
ポータルサイトで立て直してきたとはいえ、
数ヶ月前まで死に体だった川原総合法律事務所と、同等の戦いが出来るのだろうか?
広告合戦という戦争に勝てることができるのだろうか?
これは後に判明した事実だが、某横文字大手事務所は、広告費だけで、月に数億円だという。
結果論だが、当事務所は交通事故戦争に参加しなかった。
仮に参加していたとしたら・・・
はい♪死亡♪
やったことでしょう・・・
当然、このメルマガもなく、
もしかしたら、食べ物を乞うマガ、になっていたかもしれない。
弁護士法人川原総合法律事務所V字回復まであと!2ヶ月ちょい(スライムVSエスターク!)
法科大学院を卒業後、父親が経営する川原総合法律事務所の営業責任者として勤務。入社当時は事務所は紹介営業に頼っていたため年々売上が減少し、このままの状態では事務所経営自体が存続できない状態となる。そこで、一念発起しインターネット集客を事務所に本格的に導入。
当初は、手当たり次第に集客を試みるがほとんど成果に繋がらず苦悩。しかし、半年間ほど苦悩し努力を続けた結果、徐々に問い合わせが増えるようになる。その後の3年間で当初年間200件程度だった事務所の相談件数が6倍の1200件に急増。
そして、自身の法律事務所集客ノウハウを自分の事務所のためにだけ使うのではなく、「優秀な弁護士の先生方を少しでも世の中の人々の身近な存在として知ってほしい」と考え、弁護士専門集客カンパニー合同会社レップリーガルを設立。一般的なホームページ制作会社のマーケッターとは違い、法律事務所の目線に立ち、ただ単にホームページを作るのではなく、ポータルサイトとの連動、弁護士の先生方の特長や業務内容などを踏まえた上で、法律事務所の収益アップを実現するための全面的なアドバイスを実践しております。