第27話.「共感力」 | 弁護士・法律事務所専門ホームページ制作

第27話.「共感力」

スマホ最盛期のご時世、事件受任のために必要な能力は、法的思考力ではない。

事務処理能力と共感力だ。

 

もちろん、事件処理を行うにおいて、法的思考力や、経験がものをいうことに異論はない。

ただし、これらはあくまで「事件を受任していること」が大前提となっている。

つまり、事件を受任できなければ、法的思考力は、宝の持ち腐れだ。

 

そして、事件が受任できるかどうかの大きな分水嶺は、「共感力」を意識して法律相談に臨んでいるかどうか、である。

 

A弁護士の法律相談をつぶさに観察し、内容を確認すると、特に何も間違ったことは言っていない。

見た目も悪いわけでなく、どちらかと男前の部類である。私を除けば!!(言いたいだけ)

費用設定も特段大きなミス(相手との隔たり)はない。

可もなく不可もなく、丁寧な法律相談であった印象を受けた。

 

これでは「共感力」の強い他の弁護士に取られてしまうのは明確だった。

 

例えば男女トラブル案件を例に考えてみる。

仮に慰謝料請求案件(被請求側)の相談を受けた場合。

不貞の事実は自身も認めるところであり、弁護士からの内容証明、訴状の送達段階で相談に来られた案件。

訴訟内外での減額交渉がメインとなるだろう。

 

不貞行為の事実や、証拠を確認し、請求額を確認し、弁護士介入の必要性を説明し、弁護士費用の条件提示・・・だけなら誰でもできるのだ。

 

「私」が入ることで、

「あなただけ」の苦労を和らげてあげる!

私があなたの苦しみを理解してあげる!

交渉をはじめ、できる限りのことを全力でします!

たとえ一円でも減額できるように、粘り強く交渉します!

そして、それができるのは「私」だけです!!

 

相手の目を見てこれだけのことが言える人と言えない(言わない)人。

どちらに事件を依頼したいと思うだろうか。

 

スマホの普及により、ユーザーからすれば、画面の中には何十人、何百人もの弁護士に法律相談を行うことができる。

その中で、「私」に依頼させたいためにはどうすべきか!

 

特に何か難しいことをせよと言うわけではない。

弁護士費用を下げてまで、とは到底思わない。

ただ、相手のかゆいところに手を添えてあげる努力。それだけだ。

それはなにも、難しいことではない。

 

それを行うことで、受任率に大きな差が生じてしまう現実を目の当たりにした私は、

事務所の教育にも携わる必要があることを悟ったのだった。

 

 

弁護士法人川原総合法律事務所V字回復まであと!7ヶ月!!(そんな大変な私に共感の愛の手を!笑)

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