「スマホの常態化」
これこそが、A弁護士の受任率低下に大きな原因となっている仮定。
どういうことだろう。
結論から述べよう。
「競争の激化」だ。
ユーザー視点でいえば、「ユーザーが賢くなった」ともいえる。
「弁護士なら誰でもよかった」そんな時代があり、「弁護士」という肩書すらあれば、
誰でも年収数千万を稼ぎ出せる時代があった。
そんな時代においては、弁護士のするべきことといえば、目の前の事件処理を淡々とこなすこと。
そこに営業という概念は不要だった。
だが、弁護士業界における広告規制が撤廃され、さらに、スマホ、PCの台頭により、
他の業種と同様、弁護士業界をめぐる状況も、大きく変化したのだ。
今のユーザーは「弁護士を選ぶことができる」のだ。
無料相談の乱立や、安っぽいCMのおかげで、
明らかに弁護士業界の敷居そのものが、数段は低くなったといえる。
ユーザーからすれば、「弁護士すらスマホで探すことができる」という意識を持つ。
しかも「弁護士」という単一のキーワードではなく、あくまで自身が必要なワードのみで。
① 近くにいて、
②その分野に秀でた弁護士「のみ」をチョイスして、問い合わせを行うことが可能な時代となったのだ。
「地域 交通事故 弁護士」「地域 離婚 弁護士」がその代表例といえる。
弁護士が選ばれる状況になったとき、生じる現象が、A弁護士の現象そのものだ。
「取れる案件なのになぜ取れなかった」のは、「別の弁護士に取られてしまった」と考えることが自然だ。
ではなぜ取られてしまったのか。
費用設定か、
対応地域か、
事務所環境か、
事件処理方針か。
今までは原因は、確かにこの中のどれかにあっただろう。
今はこれらに、さらに付け加えて検討すべき最も大きなことがある。
それが「共感力」だ。
弁護士法人川原総合法律事務所V字回復まであと!8ヶ月!!(共感力、実は昔から・・・)
法科大学院を卒業後、父親が経営する川原総合法律事務所の営業責任者として勤務。入社当時は事務所は紹介営業に頼っていたため年々売上が減少し、このままの状態では事務所経営自体が存続できない状態となる。そこで、一念発起しインターネット集客を事務所に本格的に導入。
当初は、手当たり次第に集客を試みるがほとんど成果に繋がらず苦悩。しかし、半年間ほど苦悩し努力を続けた結果、徐々に問い合わせが増えるようになる。その後の3年間で当初年間200件程度だった事務所の相談件数が6倍の1200件に急増。
そして、自身の法律事務所集客ノウハウを自分の事務所のためにだけ使うのではなく、「優秀な弁護士の先生方を少しでも世の中の人々の身近な存在として知ってほしい」と考え、弁護士専門集客カンパニー合同会社レップリーガルを設立。一般的なホームページ制作会社のマーケッターとは違い、法律事務所の目線に立ち、ただ単にホームページを作るのではなく、ポータルサイトとの連動、弁護士の先生方の特長や業務内容などを踏まえた上で、法律事務所の収益アップを実現するための全面的なアドバイスを実践しております。