第24話.「違和感」 | 弁護士・法律事務所専門ホームページ制作

第24話.「違和感」

ポータルサイトの順調な稼働により、

事務所の経営自体は回復の傾向を如実に示している。

だが、ポータルサイトに登録するだけで事務所が繁栄するならば、

すべての法律事務所が行動に移すはずだ。ただ実際は違う。

ネットへの嫌悪感もあるとはいえ、この温度差はなんだろう。

何を恐れているのだろうか。やったもん勝ちなのに。

・・・そう考えていた矢先、私は大きな壁にぶつかることになった。

 

結論からいえば、旧来という常識をぶち壊す、新たな価値観を創造する難しさだ。

 

電話対応に関して、事務局の教育を行った際に感じた、

「ネット集客体制の構築」はもはや待ったなしの状態だ。

旧態依然の法律事務所が、いきなりネット集客を行うことで生まれたものは、

「あれ?なんかちゃう」という違和感だった。

 

最初の違和感は、一件の案件処理から始まった。

電話対応した事務局によると、不貞行為を行った男性が、離婚調停を申し立てられた案件だった。

調停の段階から弁護士が就いており、強気の文言が申立書を占めていた。

この案件に初回面談として対応した弊所のA弁護士としては、不貞行為での慰謝料訴訟もあるし、

離婚調停も申し立てられている。交渉および裁判の案件として受任し、今後の落としどころを模索しよう、

と考えていたようだ。

ところが、ふたを開けてみれば、当人は契約せずにお礼を述べて帰られた。

 

あれ?着手金高かったかな?

手持ちがなかったのかな?

正直、当初はそれくらいにしか考えていなかった。

 

そして後日、A弁護士は別の案件の初回相談の担当となった。

こちらの案件は、慰謝料請求案件、大阪の弁護士から訴状が届いた、ということで相談の予約が入っていた。

A弁護士としては、慰謝料の減額請求や、算定根拠などで妥協点を探ろうと考えて、着手金および報酬金を提示した。

ところが、こちらの相談者も、契約に至らず帰られてしまったのだ。

 

今までならほぼ100%受任して案件が、全く受任できなくなってしまったのだ。

たまたまという言い訳はもう通用しない。

弁護士として腕が落ちたのか?もう引退か?(30代!!)

芳しくない結果を前に、A弁護士は明らかに焦り、狼狽していた。

ネットからの案件は何かが違う。それだけは明白だった。

 

 

弁護士法人川原総合法律事務所

V字回復まであと!10ヶ月!!(次号は違和感の正体を暴く!)

 

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