ポータルサイトからの反響はまずまずだ。
徐々に受任数も増加の傾向にある。
しかし、旧態依然の体制というものは根強く、
まだまだまだまだ改良の余地があると感じていた。
その一つが「電話対応」だ。
従前、顧問案件と紹介案件が9割5分程度を占めていた時代、受任率はほぼ9割だった。
顔見知りの知り合いからの電話で、事件の依頼をお願いする体なのだから当然といえば当然だ。
しかし、現状、ネット集客を開始したことにより、
問い合わせ数の上昇に反し、受任率は低下の一途をたどっていた。
母数が増えているので仕方がない点を考慮に入れたとしても、これは改善しなければならない。
そして、データによって明確になった一つのゆゆしき事実は、
「来所率」すらも低下していたことだ。
ある電話での聴取だ。
「川原総合法律事務所です。」
「ネットからのお電話ですか。当事務所は無料相談などは受け付けておりません。」
「来所していただけないならご相談はお受けかねます。」
「よろしいですか?それでは失礼します。」ガチャ
この電話では、結局日程設定できずに終わった。
事務局さんは一つの仕事が終わったかのように次の仕事にとりかかっている。。
ちゃうー!!いや、ちゃわんところもあるけれども、言い方!!!
(訳:違うのだ!否、全く違うわけではないのだが、言い方も問題なのだ!)
確かに、当事務所は、事務局さんが述べたように
・電話での無料相談は行っていない。
・基本的に来所を即す。
この方針自体は忠実に守ってくれたうえでの対応であることは間違いない。
しかし、これが顧問や紹介ならば、それでも来所になっていただろう。
受任にはなっていたかもしれない。
しかし、ネット案件は違うのだ!
ネット案件の集客は、クライアント視点に立つ必要があるのだ!!
電話対応に関していえば、きちんと適切な電話対応をできなければ、
顧問や紹介と違い、他の法律事務所に取られてしまう可能性が高いからだ!
では具体的に、事務局さんは
どんな電話対応をすべきだっただろうか?
弁護士法人川原総合法律事務所
V字回復まであと!1年1ヶ月!!(電話は法律事務所とのファーストコンタクト)
法科大学院を卒業後、父親が経営する川原総合法律事務所の営業責任者として勤務。入社当時は事務所は紹介営業に頼っていたため年々売上が減少し、このままの状態では事務所経営自体が存続できない状態となる。そこで、一念発起しインターネット集客を事務所に本格的に導入。
当初は、手当たり次第に集客を試みるがほとんど成果に繋がらず苦悩。しかし、半年間ほど苦悩し努力を続けた結果、徐々に問い合わせが増えるようになる。その後の3年間で当初年間200件程度だった事務所の相談件数が6倍の1200件に急増。
そして、自身の法律事務所集客ノウハウを自分の事務所のためにだけ使うのではなく、「優秀な弁護士の先生方を少しでも世の中の人々の身近な存在として知ってほしい」と考え、弁護士専門集客カンパニー合同会社レップリーガルを設立。一般的なホームページ制作会社のマーケッターとは違い、法律事務所の目線に立ち、ただ単にホームページを作るのではなく、ポータルサイトとの連動、弁護士の先生方の特長や業務内容などを踏まえた上で、法律事務所の収益アップを実現するための全面的なアドバイスを実践しております。