第14話.「依頼者に選んでもらう」 | 弁護士・法律事務所専門ホームページ制作

第14話.「依頼者に選んでもらう」

事務局からのクレームがあり、

ネット経由での電話は、

 

  ドタキャンが多い

  なかなか受任しない

  電話相談希望の方が多すぎる

 

そうだ。

①については、面談期日を早めに提案したり、

日にちの変更を希望する方には、反対に前倒しすること等で、

若干の改善傾向が見られた。

②に関しては、事務局からの進言もあったのだが、

それ以上に、新件を管理するデータそのものが不満を訴えていた。

仮に、一人の弁護士につき、週に10件の新件相談が入っていたとしよう。

すると、受任するのはこの中で2、3件に過ぎなかった。

あきらかに受任率が低い状況であることは明白だった。

 

既存の新件に比べ、受任率が2030%というのはあまりにも低い。

そう実感した私は、弁護士に対するヒアリングを敢行した。

ビール片手に!(それ飲み会!)

ボスの息子である私からの飲みニケーション誘致など、

弁護士からすれば、カワハラからのパワハラだ、

などとうまいこと言われたりもしたが、有益でもある。犯罪ではない。

お酒の力を借りて本音を引きずり出すことができるからだ。

弁護士がトイレに行っている間にドボドボと自白剤を混入しながら(これ犯罪!)、

ざっくばらんなヒアリングを行い、現場の肌感の確認を行った。

 

飲みニケーションの中で判明したことは、

・ネットから来る客は、そもそも受任する気がない。

・複数の弁護士事務所を巡っている人もいた。

・俗にいうところの「今すぐ客」ではない方が多い。

・即決案件が少ない

 

といったところだ。

私からすればすべて想定内だった。

先の、「ドタキャンが多い」パートでも述べたのだが、

ネット集客を行う法律事務所が増えてきたことにより、

相談者は平均で3~4件、無料相談のために事務所来訪している事実が判明した。

この「なかなか受任しない」という問題点は、こちらにも当然影響を及ぼしている。

複数の法律事務所を巡るうえで、一円でも安いところ、

相性の良かった事務所を選ぶことなど、必然だ。

 

だからこそ!

選ばれる法律事務所、弁護士としてのブランドを自覚、

構築する必要性が求められていることに、弁護士は気がつかなければならない!

弁護士さんには、特権階級意識として、

「このクライアント、めんどくさいからもうええわー」と

「契約しない自由」があった過去がある。

確かに、過去であれば、相手を選べていた。

なぜか!?その相手を断ったとしても、

また次の相手が順番待ちをしているからだ。

つまり、「弁護士は依頼者を選べていた。」

しかし、私はネット集客を行うにつれて、

弁護士が「選んでもらう」時代にシフトしてしまった事実を目の当たりにしたのだ。

 

ううむ。これは一筋縄ではいかない。

仮にネット集客が成功したとしても、

ネット集客に適した依頼者への対応をしなければならないと実感したからだ。

 

意識をチェンジしなければならない。

これ大変よ。(困りすぎてチャイニーズ)

 

弁護士法人川原総合法律事務所

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