サイト改造による問い合わせの増加は、私に、WEB集客の可能性を感じさせた。
ゆず風に言えば、栄光への架け橋が今まさに着工されたわけである!
もちろんゴールは遠い。それは自覚しているが、ゴールに必要な要素の一つを発見したような実感があるのだ。
こればかりは感覚としか言えない。
その日からWEB集客入門編~実践編へとステージの場所は変わった。
見栄えが良いサイト、思わず問い合わせしたくなるようなサイト、専門分野
特化しているサイトなど、弁護士関係のサイトだけではなく、
ダイエット関連のサイトや、医療系のサイト、通信販売のサイトなども見漁った。
仕事中にダイエットを検討していたわけでは決して、ない!
いや、ないんちゃうかな。ま、ちょと覚悟はしておけ♪(さだまさし感)
その中で、実数などは当然わからないが、
「ここはおそらく問い合わせが多いだろうな」というサイトをピックアップし、傾向と対策を自分なりにまとめ始めた。
色であったり、写真であったり、要素は様々だが「なんかよう見える」「よう出てくる」など。
野生の勘だ。
つまりお金のにおいだ。
売れるには理由があるのだ。その理由が表面的なものなのか、スパイスなのか、トータルなのか、まずは自分が理解しやすいようまとめる作業だ。
先は長い。
その中で、「弁護士」というキーワードに「地域」などを入れて検索した際、いつも目にするサイトがあることに気がついた。
「弁護士ドットコム」だった。
どっと混む?・・・どんだけ混むねん!
などと一人ツッコミながらもサイトを閲覧すると、なかなか大量の弁護士が登録していることが判明した。
ただ、サイトを改造したあたりから、業者さんからの問い合わせは目に見えて増えていたので、当初は「弁護士ドットコム」もその程度の存在だろうと高をくくっていた。
「サイトをプロに頼みませんか?」
「お好きなキーワードで、地域で一番になれますよ。」
「これからの時代は交通事故ですよ!」
などなど、百家争鳴。
特に弁護士業界は、西暦2000年以前は弁護士会による広告規制があったこともあり、
全体的に広告アレルギー、というか、広告に対する知識が乏しかった。(もしかしたら今でも全体的にはそうなのかもしれない。)
何が正しいかなんてわからない。
誰かの言葉を鵜呑みにする程素直じゃない。
そんな90年代風J-POPな甘酸っぱさで、出した結論は、
やるしかない!!
とりあえず野生の勘を頼りに動くこと。
具体的に、複数のポータルサイトに登録してみることを決意した!
弁護士法人川原総合法律事務所
V字回復まであと!1年10ヶ月!!(毎回、やるしかない!)
法科大学院を卒業後、父親が経営する川原総合法律事務所の営業責任者として勤務。入社当時は事務所は紹介営業に頼っていたため年々売上が減少し、このままの状態では事務所経営自体が存続できない状態となる。そこで、一念発起しインターネット集客を事務所に本格的に導入。
当初は、手当たり次第に集客を試みるがほとんど成果に繋がらず苦悩。しかし、半年間ほど苦悩し努力を続けた結果、徐々に問い合わせが増えるようになる。その後の3年間で当初年間200件程度だった事務所の相談件数が6倍の1200件に急増。
そして、自身の法律事務所集客ノウハウを自分の事務所のためにだけ使うのではなく、「優秀な弁護士の先生方を少しでも世の中の人々の身近な存在として知ってほしい」と考え、弁護士専門集客カンパニー合同会社レップリーガルを設立。一般的なホームページ制作会社のマーケッターとは違い、法律事務所の目線に立ち、ただ単にホームページを作るのではなく、ポータルサイトとの連動、弁護士の先生方の特長や業務内容などを踏まえた上で、法律事務所の収益アップを実現するための全面的なアドバイスを実践しております。