法律事務所のwebサイトを立ち上げようと考えた場合、弁護士自ら更新するにはCMSの活用がおすすめです。CMSとは、HTMLなどのプログラミング不要で、コンテンツ制作や管理もできるツールのことです。
そしてCMSには、無料と有料に分かれていて、コストを抑える場合は無料でも問題ありません。しかし、機能や使いやすさという点では、有料CMSも捨てがたいところです。
今回は、法律事務所のwebサイト制作に悩む弁護士に向けて、有料でオススメのCMSを3つ紹介します。
目次
まずは、オススメのCMSを紹介する前に、有料CMSの主な特徴やメリットおさらいします。
有料のCMSは、基本的に月額払いで利用できるwebサイト制作ツール・サービスとなっています。また、企業が開発・販売していて、WEB担当者によるサポートも受けられるのも特徴的です。
料金相場は各有料CMSによって異なり、月額10万円単位のサービスもあれば、月額1万円台や500円といったリーズナブルなプランもあります。
価格差が生じる理由の1つは、サポート体制やサービス提供業者によるサポートやアドバイスなど、サービス範囲に違いがあるためと考えられます。
無料CMSとの違いは、まずコストです。無料CMSは文字通り、完全無料で利用できるのが特徴です。
しかし、有料CMSの方が、サイト制作に関する機能が充実していたりデザインが洗練されていたり、SEO関係のサポート機能も網羅している傾向です。
そのため、法律事務所など法人サイトを運営する場合は、有料CMSをオススメします。
ここから有料でオススメのCMSを、3つ紹介します。ここで紹介する有料CMSは、コストや機能・デザイン、サポート体制からそれぞれ特徴があります。
初めて有料CMSを利用する場合、コストをなるべく抑えた上で機能や使いやすさを確認したいところです。
BiND Cloudは、有料CMSの中でも特に低コストで利用できるため、コスト重視の弁護士にもオススメです。具体的には初期費用0円、そして月額プランが3種類あります。
月額プラン | 月額費用 |
エントリーコース | 498円(初年度無料) |
基本コース | 2,980円(加入月無料) |
ビジネスコース | 9,800円(加入月無料) |
コスト以外の優れた点は、CMSが初めての方も覚えやすい操作方法・機能という点です。複雑なコード入力など不要・直感的に操作できるので、弁護士自ら更新・管理できます。
また、Word pressに近い編集画面ですので、簡単に文章作成から画像挿入、画面構成をブロックごとに調整可能です。ブロック編集とは、カテゴリやメニューを自由に入れ替えられる機能で、デザインも崩れません。
Word press経験者や低コストで運用したい弁護士にも、オススメの有料CMSです。
Jimdoは、無料プランでも利用できるCMSですが、有料プランも用意しています。また、ECサイトだけでなくブログや事務所・企業サイトなど、さまざまな用途に合わせて低コストで構築できるのもオススメのポイントです。
初期費用0円で、月額のみ支払う仕組みとなります。また、プラン数も多く、JimdoAIが自動でデザインを行うサービスと、自身で組み立てるサービスに分かれています。
AIビルダー | 月額費用 |
PLAY | 0円 |
START | 990円 |
GROW | 1,590円 |
GROWプランになると、Jimdoから優先的にサポートを受けられたり高度なSEO対策を施せたりと、機能・サービスが充実します。
クリエイター | 月額費用 |
FREE | 0円 |
PRO | 965円 |
BUSINESS | 2,460円 |
SEO PLUS | 4,110円 |
PLATINUM | 5,190円 |
コストを抑えたい場合は、BUSINESSプランもオススメです。なぜならBUSINESSプランから、サーバ容量無制限・全てのSEO機能を活用できるためです。さらに、サポートセンターへ問い合わせ・相談もできるので、SEO・サイト制作が初めての法律事務所にもオススメです。
気になる弁護士の皆さんは、まず無料版でデザインや操作性を確認し、2ヶ月目から有料CMSに切り替えてみてはいかがでしょうか。
RCMSは大手企業の導入実績もあり、機能面・信頼性という点でもオススメの有料CMSです。
プラン | 月額費用 | 初期費用 |
スタンダード | 9,000円 | 4万円 |
仮想専用サーバ | 4万5,000円 | 8万円 |
オンプレミス提供 | 無し(ソフトウェアサポート、25万円/年) | 145円 |
サーバ関係に条件がない・自社で設定が難しい状況の場合は、スタンダードプランあるいは仮想専用サーバプランがオススメです。また、スタンダードプランでも、100万PVに耐えられる仕様ですので、高機能・大容量プランといえるでしょう。
webサイトの種類は事務所サイトからオウンドメディア、ECサイトや求人サイトなど多種多様なタイプに対応しています。また、250種類以上の管理・制作機能を実装していたり、セキュリティ強化していたり、本格的な運用にも適しています。
特にセキュリティ対策に関して追加できるのは、RCMSならではの特徴といえるでしょう。
他にも多数のセキュリティ強化対策があり、法律事務所のwebサイトにも適しています。
有料CMSを選ぶ場合は、今回紹介したオススメのCMSも含めて検討してみるのがいいでしょう。ただ、コストのみで比較検討するのはオススメできません。
有料CMSは高い月額費用でも、サポート対応や容量などに強みのあるサービスもありますし、シンプルな内容であるものの低コストのタイプもあります。
法律事務所のwebサイトを制作する際、どのようにデザイン・運用したいのか、熟考した上で有料CMSを選ぶのも大切です。
どうしても有料CMSでの制作時間がない・全て任せたい弁護士の皆さんは、法律事務所専門のwebサイト制作会社REP-LEGALへ1度ご相談ください。